情報通信政策研究会議(ICPC)src="./title.png"

TOPページ

2009年11月会合ページ

2009年5月会合ページ

2008年12月会合ページ

2008年5月会合ページ

2008年1月 緊急シンポジウム

2007年11月会合ページ

2007年5月会合ページ

2006年5月会合ページ

2005年11月会合ページ

2005年5月会合ページ

2004年11月会合ページ

メンバーWiki (Password Required)

|開催概要|プログラム|お問合せ|

ご挨拶

 インターネットの到来は、情報通信政策にとっては一大転機となり、1990年代後半から多くの政策論議を巻き起こしてきました。しかし、わが国での情報通信政策論議が十分に広くなされているかというと必ずしもそうとはいえません。

 というのは、政府、学界、民間(情報通信機器メーカー、通信事業者、ソフトウェア・ハウスなど)の三つの間で十分に情報が共有されていないために、(1)政府はその政策的意図が十分に理解されないまま学界や民間からの批判にさらされる、(2)学界は現実の政策立案において採用されることのない政策論議を繰り広げる、(3)民間は政策の予測がつかないまま日々の事業に取り組まざるを得ない、という問題が起きています。

 学会や民間のシンポジウムやフォーラムを通じてさまざまな政策に関する意見交換が行われていますが、多くの場合、メディアへ引用されることを前提としているため、各人が組織の看板を背負った議論をせざるを得ず、個人ベースの率直な意見交換が行われていません。

 そこで、若手の研究者、政策担当者、民間の有志が集まり、情報通信政策について議論するために「情報通信政策研究会議(ICPC: Information and Communications Policy Conference)」を 開催することにしました。これは、毎年米国で開かれている通信政策研究会議(TPRC:Telecommunications Policy Research Conference)をモデルとしながらも、わが国 の実情に合わせたものです。TPRCと異なる点は、(1)若手をターゲットとする、(2)創発的な政策論議を重視する、(3)通信政策だけではなく情報政策も含める、という点です。学会やシンポジウムのように外に訴えかけるのが目標ではなく、むしろ、率直な対話を通じて政策への理解を深め、政策の基盤となる理論を練り上げ、次世代の人材を育成する場にしたいと思っています。

 2004年6月に準備会合を日光で開催し、2004年11月に第一回会合を湘南国際村センターで合宿形式で開催し、第二回は中央大学、第三回は再び湘南国際村センター合宿形式で、第四回国際大学GLOCOMで開催して来ました。今回はその第五回会合として、合宿形式で開催します。

今回はテーマを「デジタル社会のあり方」、「産消逆転時代に於けるイノベーション政策の在り方」、「コンテンツ政策」、「情報通信政策の行方」と幅広いテーマを設定し、たっぷり時間をとりながら深遠な議論したいと思います。また、今回は一点趣向を変えて若手向けのチュートリアルを午前中に設定しました。より良い情報通信政策を求める有志のご参加をお待ちしております。

開催概要

■開催日:2006年11月18日(土)9時〜 11月18日(日)

■開催場所:マホロバマインズ神奈川県三浦市南下浦町上宮田3231

  • 各部屋がとても大きいので(家族で暮らせます)、原則として相部屋になります。各部屋に寝室が二つぐらいあります。マンションの作りだと思ってください。いろいろ遊ぶ施設もあるので、ご家族ご一緒にどうぞ。
  • TEL 046 - 889 - 8900
  • 交通アクセスはこちら 
    • 電車の場合 - 東京(品川)から57分(乗り換え案内
      • 京浜急行品川駅→京急久里浜駅→三浦海岸駅 57分(快速特急)
      • JR横須賀線品川駅→JR久里浜駅 86分
        JR横須賀線久里浜駅から京急に乗換え
  • 地図はこちら 

■参加費:参加者数次第ですが、2万円以内には収めます。別途御報告します。学生料金も設定します。

■申込み:下記情報をsanka20061117@icpc.gr.jpまでお送り下さい。(10月31日申し込み〆切)

  • お名前:
  • ご所属
  • ご連絡先電子メール:
  • 昼食の有無(18日、19日):
  • ご宿泊の有無(原則として相部屋となります)
    • この人と相部屋がいいなという希望があればお書き添えください。また禁煙/喫煙のご希望も併せていただければ幸いです。
  • 懇親会の参加の有無(18日夕食を兼ねます):

プログラム(スピーカーを調整中です。私も話したいという方は土屋か各担当者にお知らせください。)

  • 18日(土)
    • 【チュートリアル:あなたにも分かる情報通信政策〜役人、学者、コンサルタントetcが語る現場のホンネ。】9:00〜12:00
      • 若手(特に学部生、院生)向けです。
    • 【デジタル社会のあり方:インクルージョンとエクスクルージョン】13:30〜15:30
      • 担当:秋吉美都(専修大学)
      • 崎山伸夫(CPSR/Japan)
      • 澁川修一(国際大学GLOCOM)
      • 土屋大洋(慶應義塾大学)
    • 【産消逆転時代に於けるイノベーション政策の在り方】16:00〜18:00
      • 担当:楠正憲(マイクロソフト)
      • 吉田倫子(富士通総研)「ブログ・SNSを利用した情報収集と消費者の意思決定ならびに消費行動」
      • 庄司昌彦(国際大学GLOCOM)
    • 【BOF:コンテンツ政策】21:00〜23:00
      • 担当:福島直央(三菱総合研究所)
      • 中川譲 (映画専門大学院大学 専任助手)
  • 19日(日)
    • 【制度:情報通信政策の行方】9:00〜12:00
      • 担当:前村昌紀(JPNIC/フランス・テレコム)
      • 江崎 浩(東京大学)【発表資料】
      • 須田祐子(東京外国語大学)
      • 西潟暢央(総務省)
      • 松宮広和(群馬大学)

お問合せ

ICPCに関するお問合せは下記までご連絡ください。

ICPCプログラム委員会
query@icpc.gr.jp