2005年5月会合

開催概要

  • 開催日:2005年5月21日(土)
  • 開催場所:中央大学理工学部(後楽園キャンパス) 新3号館14階 中会議室
  • 費用:
    • 一般:2000円(昼食代込み)
    • 学生:1000円(昼食代込み)
    • 当日受付にてお支払い下さい。

プログラム

9:30〜9:45 趣旨説明

  • 坂本英一

9:45〜12:00 セッション1:コンテンツ流通

  • 清原聖子(東京大学)★

ブロードバンドの普及に伴い、コンテンツの円滑な流通促進は、重要な政策課題と位置づけられてきた。だがこれまでコンテンツ流通には著作権の権利処理問題など様々な問題が立ちはだかってきた。その中で、去る3月23日、日本経団連は、映像コンテンツのブロードバンド配信に関して、著作権関係団体と、利用者団体協議会の間で、放送局製作のテレビドラマ番組をストリーム配信する場合をモデルとした使用料額について合意に達した、と発表。日本経団連では今後、それが一定の目安となり、様々な映像コンテンツのブロードバンド配信の検討が一層すすむ、と期待している。果たしてコンテンツ流通は今後どのように進むのか。どのような政策の形成が急務なのだろうか。

 このセッションでは、コンテンツ流通に関してプレゼンテーションなしのオープン・セッションを行います。オープニングで発言を希望する方は5分以内での発言が可能です。その後は自由討議になります。多くの方々の活発な発言をお待ちしております。発言をご希望の方は、事前にコーディネーターまでご一報くださいますと幸いです。

12:00〜13:00 昼食

13:20〜15:20 セッション2:地域情報化

  • 庄司昌彦(国際大学GLOCOM)★
  • 西潟暢央(総務省)
  • 石橋啓一郎(国際大学GLOCOM)
  • 藤井資子(慶應義塾大学大学院)

インターネットやブロードバンドを視野に入れた新しいユニバーサル・サービスを求める声があります。また、立派な「林道」を作るのは誰なのか、税負担を増やしてまでも僻地にインフラを敷設する必要はあるのか、などといった議論や、地域活性化の手段として地域情報化に注目する議論もあります。このような地域情報化をめぐる論点について、現実に成功した事例はなぜ成功したのかといった観点も含めつつ議論をしたいと思います。


15:30〜18:00 セッション3:電波

  • 前村昌紀(JPNIC/フランス・テレコム)★
  • 鬼木甫(大阪学院大学)
  • 湧口清隆(相模女子大学)
  • 増子喬紀(総務省)

不透明だと批判されることの多い電波政策にも転機が訪れようとしています。テレビやラジオの放送電波、携帯電話や無線LANといった通信電波の効率的な利用方法をめぐる政策アイデアが出てきています。このセッションでは、現実に適用可能な政策オプションを検討します。

18:30〜 懇親会

カテゴリー: 2005年05月会合 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です